ここでのキャラクターショップとは、知名度があり、売上の実績もあるブランドで構成されている売場(お店)を言います。編集平場とは対極に有り、ブランド特有のキャラクター性を認め、お店全体の統一性よりブランドの個性を優先します。ヴィジュアル的には内装、什器、ボディ、POP、制服などでブランド色を出します。本書でキャラクターショップのマーチャンダイジングの一例を学べます。商品は婦人服です。大分類はブランド別、中分類はアイテム別、小分類は関心度別です。関心度別型数とプライス別型数は、「売場全体でプランを立てるとき」と「ブランドごとにプランを立てるとき」に分けて解説しています。実践MDシリーズNo.22 【キャラクターショップのマーチャンダイジング】 目次CHAPTER1 キャラクターショップのMD1.ターゲットの設定 1)グレード、エイジ、テイストを軸にターゲットを設定 2)アイテムごとのプライスゾーンと中心プライスを決定2.商品分類と売上予算の決定 1)大・中・小分類の決定 2)大分類、中分類の売上予算の決定 3)アイテム別ブランド別売上予算の決定3.アイテム別型数 1)Aブランド売上予算2000万円の内訳 2)Aブランド2000万円のアイテム別型数 3)Bブランド1200万円のアイテム別型数 4)Cブランド1000万円のアイテム別型数 5)Dブランド800万円のアイテム別型数 6)売場全体のアイテム別売上予算 7)売場全体のアイテム別型数 8)アイテム別ブランド別型数4.関心度別型数 1)売場全体でプランを立てる 1.売場全体のアイテム別型数 2.ジャケットの第1分類、第2分類 3.ジャケットのデザイン別素材別型数 4.ジャケットのデザイン別柄別型数 5.ジャケットのブランド別型数 6.ジャケットのデザイン別素材別のブランド別型数 2)ブランドごとにプランを立てる 1.Aブランドのジャケットのデザイン別素材別型数 2.Bブランドのジャケットのデザイン別素材別型数 3.Cブランドのジャケットのデザイン別素材別型数 4.Dブランドのジャケットのデザイン別素材別型数5.プライス別型数 1)売場全体でプランを立てる 1.アイテム別プライスゾーン 2.アイテム別グレード別プライスゾーン 3.ジャケットのプライス別デザイン別型数 4.ジャケットのプライス別デザイン別ブランド別型数 2)ブランドごとにプランを立てる 1.Aブランドのジャケットのプライス別デザイン別型数 2.Bブランドのジャケットのプライス別デザイン別型数 3.Cブランドのジャケットのプライス別デザイン別型数 4.Dブランドのジャケットのプライス別デザイン別型数6.ターゲットとの整合性7.キャラクター性と売場作りの整合性CHAPTER2 収集データ実例1.売上データ収集の実例 1)ジャケットのデザイン別素材別柄別売上データ 2)スカートのデザイン別スタイル別素材別売上データ 3)パンツのシルエット別スタイル別素材別売上データ 4)コートの素材別スタイル別売上データ 5)ブラウスのデザイン別素材別柄別売上データ 6)ワンピースの素材別スタイル別柄別売上データ2.気温と天気で売上を予想する3.仮説と検証の繰り返しが業績を向上させる4.お客様要望カード 1)ウォントスリップ 2)ウォントスリップ+週間ベストセラー 3)品切れ伝票CHAPTER3 型数算出のイロハ1.売上予算から算出 1)取引条件を考慮しない例 2)委託条件で消化率を考慮した3つの例 3)買取条件でイニシャルオーダーを抑えた例2.什器台数から算出 1)パンスト売場の例 2)和食器売場の例CHAPTER4 バイヤーに不可欠な豊かな感性と科学的な思考とは1.バイヤーには豊かな感性が必要2.バイヤーには科学的な思考も不可欠 1)商品分類の決定は「科学」 2)データに基づいた需要の予測